山本 一惠 やまもと かずえ

日本 福井県出身
長年、福井県の研究機関にて、福井県の地場産業のものづくり支援に携わるなかで、越前和紙、漆器等、伝統工芸の素材や技法等に興味と知見をもつ。ヨーロッパ発祥といわれるペーパークイリング(紙を巻き、装飾する技法)等の紙細工・加工の技法を習得し、洋紙ではなく、越前和紙のみを用いた創作に取り組む。
国の重要無形文化財(人間国宝)岩野市兵衛氏ご家族との出会いにより、「越前生漉き奉書」の端紙を用いた作品づくりをはじめ、産地職人の方々との交流を深めている。
現在、越前和紙の里等からの協力依頼により、展示企画や製品開発等、産地ブランドの発信にむけた活動を行っている。
2021年 越前和紙の里 紙の文化博物館主催「神と紙遊び展」を企画開催(6ヶ月間)
2023年 大瀧神社・岡太神社 十一面観音菩薩」縁起飾りを奉納 等
2024年 越前和紙の里 紙の文化博物館主催にて、2回目の企画展を開催(3ヶ月間)等
受賞歴
・2020年 アロマ&ハーブクラフトコンテスト グランプリ「越前和紙 香り干菓子「吉祥」」
・2020年 4×6 Compact Art Competition 入選 「越前和紙 Mail‐ Send Love & Power‐」
・2021年 AJCクリーターズコレクション 佳作 「越前和紙 浄化 − 紙は神に通ず− 」
・2024年 日本和文化グランプリ 準グランプリ受賞 「紙神からの贈りもの「越前和紙縁起飾り ‐ 七宝 ‐」
・2024年 日本和文化グランプリ 入選 「紙神からの贈りもの「越前和紙縁起飾り ‐ 歳寒の三友 ‐」