越前和紙縁起細工
「神紙からのおくりもの」
日本では古来より「白い紙は神に通じる」とされ、神仏に祈り捧げる神聖な場面や日々の暮らしの中で和紙が用いられてきました。
国の重要無形文化財 岩野市兵衛氏の「越前生漉奉書」で仕立てたこの白い縁起飾りは、日本伝統の様々な吉祥紋様をモチーフに、今の暮らしに通じる幸せなカタチを提案します。背景の技巧を凝らした美術和紙とともにお楽しみください。
「神紙 カミガミから生まれるカタチ」
白い縁起細工は、国の重要無形文化財(人間国宝)岩野市兵衛氏の「越前生漉き奉書」の貴重な端紙で創作しています。
様々な長さや太さの端紙素材に、巻く、締める、撚る、たわめる、束ねる等、人の手先の力を加えることで、四角い紙面のままでは見えない、強くてしなやかな 和紙素材の力と輪郭を見出すことができます。
岩野市兵衛氏の越前生漉奉書端紙
- 強くてしなやかな越前生漉奉書
- とことん白い和紙


和紙が様々な形に変化
クイリング技法を活用して、紙を様々な形に変化させることにより作品を制作しています。
- 巻く、締める
- 撚る
- たわめる、束ねる